トレーラーハウスと税金についてご紹介します。税金といっても「ガソリン税?」「市民税?」など様々思い当たりますが、ここでは「固定資産税」について解説します。
固定資産税とは、土地や建物などの資産に対し支払う地方税の事を指しますが、マンションや戸建て住宅など自分が所有する建物に住む場合、年1回4月~6月付近に「固定資産税」を支払います。
それでは、トレーラーハウスに居住する場合はどうなのでしょうか?ずばり「固定資産税」がかかりません。トレーラーハウスは「車両扱い」になるため、インフラ設備が充実していたとしても固定資産税がかからないのです。
長期的にトレーラーハウスを住まいとして考える人はなかなかいないかもしれませんが、税金がかからないという点はとても大きなメリットですね。
更に、その他の税金として「不動産取得税」もトレーラーハウスなら払う必要が無いのです。また、車両扱いとなるトレーラーハウスですが、自走できないため、「自動車税」も収めなくてもよいのがトレーラーハウスです。
車両扱いになるトレーラーハウスの条件
トレーラーハウスには車両扱いと住居用という2つに大別されるのですが、「車両扱い」になるトレーラーハウスの条件を確認しておきましょう。
- トレーラーハウスに「タイヤ」が付いていること、移動できる状態にして設置する事
- トレーラーハウス内の水道やガスなどが、着脱式である事
- 特殊車両通行許可や基準緩和認定書があり、公道を移動できる車両であること
タイヤを外している状態での設置はダメなのですね。「車両扱い」のトレーラーハウスでは、長期的な住み家として考えると落ち着かない気がしますね。金銭面に困った等の理由では別ですが…。
しかし、ここまで読んでいただきトレーラーハウスには「固定資産税」がかからない「方法がある」という事がわかって頂けたと思います。隠れ家としての利用などは良さそうですね。