トレーラーハウスを購入するなら、メリットはもちろんですが、デメリットもきちんと把握する必要がありますよね。
ここでは、購入のメリット・デメリットについて私の考察をまとめていきます。
トレーラーハウスのメリット
まずメリットですが、なんといっても価格が安いことですよね。工夫次第で税金を抑えられます。住居として快適な広さを求めると、それなりのお値段がしますが、多くのトレーラーハウスは家具が作り付けとなっています。
耐震設計もしっかりしていますので、意外と災害に強いんです。被災地の仮設住宅としても活躍するだけのことはありますね。家具が作り付けなのは、家具の購入費用を節約することもできてうれしいポイントです。
また、本来、住宅は宅地にしか建設できませんが、トレーラーハウスなら農地など宅地以外の場所に設置することも可能です。もちろん、自治体によってはNGの場合もありますので、お住いの自治体に確認する必要があります。
トレーラーハウスは中古需要も非常に高いので、もし事情があって手放すことになってしまっても、買取金額が高い可能性があるのも利点のひとつですね。
トレーラーハウスのデメリット
次にデメリットですが、基本的にトレーラーハウスは「車両扱い」になるので住宅ローンが組めません。オートローンを組むことができる場合もありますが、その場合は土地代を含むことはできません。場合によってはオートローンもNGで、金利が高めのフリーローンを組むことになってしまいます。
また、車輪がある分だけ床が高くなっているので、中に入るにはステップやポーチが必要になります。
防寒性も北国での使用にも耐えうる作りになってはいますが、しっかりと断熱材を使って建てられた通常の住宅よりは劣ってしまいます。
このようにメリット、デメリットをきちんと把握しておかないと、買った後に「こんなはずじゃなかった…」となりかねません。住宅よりも安いといっても高い買い物です。トレーラーハウスの設備や性能は千差万別ですから、しっかり検討してから選びましょう。